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産業技術総合研究所が、PETボトルなどのPET樹脂を常温・短時間で効率よく分解し、原料を回収する触媒技術を開発したと発表しました。

フロー

英国王立化学会発行のGreen Chemistry誌で発表されるのだそうで、炭酸ジメチルを使用した新しいアルカリ分解法で、PET樹脂を常温・短時間で効率よく分解し、PET樹脂の原料であるテレフタル酸ジメチルを90%以上の収率で得られるのだそうですよ。

現行の方法では、品質の確保の観点で行なわれるケミカルリサイクルにおいて、200℃以上の高温処理を行なっていることから、これを大幅に低温化できるのだそうで、特に、再びPETボトルを作る「ボトルtoボトル」リサイクルの低コスト化が期待できるようです。

今後は、このリサイクル法の社会実装を目指し、触媒の改良や反応のスケールアップ、さまざまなPET含有製品への適用の可能性を検討し、他PET樹脂以外のプラスチック材料をリサイクルするための触媒開発についても検討を進めていくのだとか。

2021/11/10(水) 09:13 リサイクル 記事URL COM(0)
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