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アサヒ飲料が、新たにケミカルリサイクルPET樹脂を調達しペットボトル(PET)の資源循環を推進していくのだそうですよ。

ボトルtoボトルの再生事業者である日本環境設計社に融資し、子会社であるペットリファインテクノロジー社の工場再稼働を支援することでケミカルリサイクルPET樹脂を調達するのだそうで、同工場の再稼働は21年夏が予定されています。

今回、この取り組みにより、水平リサイクル(ボトルtoボトル)によるPET循環利用を推し進め、プラスチック製容器包装の全重量の60%に環境配慮素材などを使用するという目標の早期達成を目指していくのだとか。

アサヒ

ケミカルリサイクルは、化学分解により中間原料に戻した上で再重合して新たなPET樹脂をつくる科学的再生法で、回収された使用済みPETボトルを選別、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後、解重合を行うことでPET樹脂の原料または中間原料まで分解、精製したものを重合して新たなPET樹脂にします。

今回取り組むケミカルリサイクルの手法は、日本環境設計社が特許を保有する独自技術を用い、PET樹脂の元になる化学物質(モノマー)を高純度な状態で回収し高い品質基準を満たすものとなり、化学的なプロセスで不純物を取り除くことが可能なため、使用済みPETを何度資源として再生できるのだそうですよ。

また今後、現在商業生産が実現されているメカニカルリサイクルに加え、新たにケミカルリサイクルを取り入れることで地球環境への負荷低減に貢献していくようで、既に持続可能な容器包装の実現に向けて「容器包装2030」を策定し、30年までに「リサイクルPET、環境配慮素材」「リデュース」「環境に配慮した新容器開発」の3つの目標を定めています。

2020/09/15(火) 09:27 リサイクル 記事URL COM(0)
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