ペットボトル射出成型機製造の日精エー・エス・ビー機械が、リサイクル素材を使ったペットボトルの透明度や強度を高める新技術を開発したのだそうですよ。
開発された技術は、従来の手法よりもにごり具合を半分程度に抑えられるため、見栄えが良くなるのだそうで、こうなってくるとさらにリサイクルへの意識が高まっていきそうですね。
従来の製法によるボトルと比較すると一目両全ですね。右側が従来型
なんでも、ペットボトルを粉砕し原料とするリサイクル素材には不純物などが混ざるため、どうしても新品の原料を使う場合と比較して見栄えが悪くなるうえ、強度も落ちてしまうのだそうで、これまでは新品の原料にリサイクル素材を何割か混ぜて成型するのが一般的だったのだそうですが、今回、特許出願中の技術を使えば、リサイクル素材の割合を6割程度に高めても新品原料を使った製品と遜色ない見た目になるのだそうですよ!!
この新技術では、ペットボトルを2層構造にして成型するのだそうで、内側は新品素材、外側をリサイクル素材にすることで透明度を高められ、さらに2層にすることで強度や耐熱性も従来手法に比べて高くなるのだとか。
こんな素晴らしいことってありますか!!
環境問題ではペットボトルの問題は深刻化していますし、しっかりとしたリサイクル技術が進歩していてくれるのは、とてもありがたいことですね。
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