スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。

素材開発スタートアップのTBMが小売店と組み、使用済みの新素材「ライメックス」を回収する拠点を店頭に設けるのだそうで、このほどヨドバシカメラやDCMホールディングスから20億6000万円を調達したようですね。

脱プラスチックの動きが広がるなか、リサイクルの仕組みを作ることで環境に配慮した新素材の利用拡大につなげていくようですよ。

リサイクル

ライメックスは石灰石を砕いて樹脂などと混ぜた素材で、プラスチックに代わる素材として買い物袋や食品の包装材に使われていて、石油由来のプラスチックに比べ製品化までの二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、ドラッグストア大手の薬王堂や電通などからも出資を受けています。

年内に出資元企業が運営する小売店で、ライメックスやプラスチックごみを回収する拠点の設置を始めます。

TBMは7月、廃プラスチックを原料に50%以上使った素材「サーキュレックス」の販売を始め、小売りの店頭で回収した資源を使い、ごみ袋などを製造する。

新素材を循環させるには流通量を増やすことが課題となっており、電通は消費者の認知度を高めるためのマーケティングや大企業向けの営業を支援。
TBMは21年春にも宮城県多賀城市で量産工場を稼働し、シート状素材の供給量を増やす計画。新工場で60人以上を雇用するなど、調達した資金を人材採用に充てる。

2020/11/24(火) 10:33 リサイクル 記事URL COM(0)

アサヒ飲料が、新たにケミカルリサイクルPET樹脂を調達しペットボトル(PET)の資源循環を推進していくのだそうですよ。

ボトルtoボトルの再生事業者である日本環境設計社に融資し、子会社であるペットリファインテクノロジー社の工場再稼働を支援することでケミカルリサイクルPET樹脂を調達するのだそうで、同工場の再稼働は21年夏が予定されています。

今回、この取り組みにより、水平リサイクル(ボトルtoボトル)によるPET循環利用を推し進め、プラスチック製容器包装の全重量の60%に環境配慮素材などを使用するという目標の早期達成を目指していくのだとか。

アサヒ

ケミカルリサイクルは、化学分解により中間原料に戻した上で再重合して新たなPET樹脂をつくる科学的再生法で、回収された使用済みPETボトルを選別、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後、解重合を行うことでPET樹脂の原料または中間原料まで分解、精製したものを重合して新たなPET樹脂にします。

今回取り組むケミカルリサイクルの手法は、日本環境設計社が特許を保有する独自技術を用い、PET樹脂の元になる化学物質(モノマー)を高純度な状態で回収し高い品質基準を満たすものとなり、化学的なプロセスで不純物を取り除くことが可能なため、使用済みPETを何度資源として再生できるのだそうですよ。

また今後、現在商業生産が実現されているメカニカルリサイクルに加え、新たにケミカルリサイクルを取り入れることで地球環境への負荷低減に貢献していくようで、既に持続可能な容器包装の実現に向けて「容器包装2030」を策定し、30年までに「リサイクルPET、環境配慮素材」「リデュース」「環境に配慮した新容器開発」の3つの目標を定めています。

2020/09/15(火) 09:27 リサイクル 記事URL COM(0)

コカ・コーラシステムが2020年8月3日から「綾鷹」「爽健美茶」「カナダドライ ザ・タンサン・ストロング」のラベルレス製品を発売開始しました。

ラベルレス

これはオンラインでのケース販売限定となっていて、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで販売するのですが、2020年4月に導入した「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」に続く第2弾となります。

いやいやこのような流れ、とってもいいですね!

そもそもラベルレス製品は、ラベルをはがす手間をなくしリサイクルのための分別を楽にする目的があり、製造側も消費者側もメリットが大。

通常ラベルに記載している原材料名などの法定表示は、外装ダンボールに記載するようで、これからの地球環境を考えると、この法定表示のあり方も考えなければなりませんよね。

実際のところ、第1弾の「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」の購入者からは「ラベルを剥がす手間や分別の手間が省けるので助かる」「プラスチックごみも減らすことにつながる」といった反響が寄せられていたようで、さらには「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」の購入者のなかで、同ブランド製品のオンライン購入が初めての人は約8割にも上ったのだそうです!!

ここまでの成果が出ているということは、一般消費者もゴミ捨てが面倒ということはあるのでしょうけど、ごみ問題に大きな関心をもっているのでしょうね。

近年、新型コロナウイルスの影響による家庭内消費の増加に伴い、ネット通販におけるRTD製品(Ready To Drink:容器入り飲料)の販売が増加傾向にあるのだそうで、「今後も販売チャネルごとの特性を踏まえつつ、生活様式の変化に伴う消費行動の変化や新たな消費者ニーズに迅速に対応してまいります」とコメントを発表しています。

これ、コカ・コーラをラベルレスにしたらどうなるのでしょうかね?
ゴミを出さないという観点からすれば、絶対にラベルレス化したほうがいいのでしょうけど、コーラの良さって、あのパッケージにあったりもするんですよね。

しかも、ラベルがないと、真黒な液体ですから、この辺は、ちょっと難しいところなのでしょうね。

2020/08/05(水) 09:20 リサイクル 記事URL COM(0)
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。