2018年の医療機関の倒産が、10月末時点で33件なのだそうで、このままのペースで推移すると、年間の倒産件数は40件前後となる見込みのようですね。
どうやらこの数字、2000年以降で見ると2009年の52件、2007年の48件に次ぐ水準になる可能性もあるのだそうで、その大きな要因となっているのが歯科医院の倒産件数急増なのだとか。
まぁ、コンビニの数より多いといわれている歯科医院ですから、驚くような数字はないのですが、倒産した20件を分析すると、20件中13件は個人経営、17件が負債1億円未満と小規模事業者が大半を占めているのだそうで、さらには所在地が。大阪府(5件)、福岡県(3件)など13件が関西以西に所在しているのだそうです。
また不思議なことに北海道および東北はゼロとなっていて、施設数の多い関東エリアの倒産は4件にとどまっているのだとか。
不思議な傾向ですけど、高齢化が進み、さらには人口が減ってきている日本ですから、歯科医院に限らず、倒産していく企業は増えてきそうですね。
みを引き締められる思いです。
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